いつでもお客様をお迎えできる玄関の作り方

年末から新年に向けては、さまざまな来客がある時期です。
また、玄関は、そのおうちの第一印象を与える大事な場所でもあります。
いつお客様がいらしても慌てることなく、素敵な印象を与えることが出来る玄関づくりをご紹介します。




すっきりした印象を与えるには?

お客様が訪ねて来られた時、すっきりとした印象を与えるには、どうしたらいいでしょうか。 目から入る情報量が多いと、人はモノの多さをストレスとして感じるそうです。 ですから、玄関のドアを開けた時に、たたきに何もないとかなりすっきりとした印象を与えることが出来るのです。
玄関のたたきに、靴が置かれないためには、収納にすべての靴が収まっていることが望ましいです。 そのためには、持つべき靴の量を、収納のサイズに合わせる必要があります。 意外と、洋服同様に、履く靴はだいたい決まっていて、はかない靴は保管しているだけということが多いので、 はかない靴を手放して、収納に靴が収まるようにしましょう。
もし、家族の数に対して、靴箱がどうしても小さいなど、設備的に無理な場合には、靴箱に変わるものを用意し、 その中にしまえるようにしておくといいと思います。
どうしても、出しっぱなしの靴がある場合には、その数は、できるだけ少なく、そろえて置くようにするだけでも、 整った印象を与えることができます。

靴も、気づくと増えやすいものの一つです。年に一度は、すべての靴を靴箱から取り出して、履いていない靴や汚れて 傷んだ靴の確認をしましょう。

  私も靴は大好きで、たくさんの靴を持っていましたが、気づくと数がたくさんありすぎて、ほとんど履かない靴があったり、 新しくてあまり履かなかったにもかかわらず、知らず知らずに傷んでしまって「履けない靴」に変わっていたこともありました。 その時に、履ける数を持ってちょこちょこ履く方が靴を大事に使うことが出来ることに気づきました。 「大切」にしているつもりでも、実は無駄にしたり、もったいないことをしてしまったりしていることがあるので、 一年に一度の大掃除が、そんなことに気づけるチャンスにもなります。



簡単で楽にきれいにするには?

靴についた砂や汚れはどうしても、玄関に持ち込まれてしまいます。
ですから、できるだけまめに、掃き掃除でゴミや砂がたまらないように気を付けておきましょう。


マンションなどは大き目なタイルが敷き詰められている場合もありますので、拭き掃除をすると、 よりきれいな状態を保つことが出来ると思います。
以前、マンション暮らしをしていた際には、フローリング用のウェットタイプのシートでお部屋掃除をした最後に、 たたきをそのままお掃除したりしていました。わざわざするのではなく、「ついで」にお掃除できると、 いつお客様が来られても、慌てることなく、家族も気持ちよく過ごすことが出来ると思います。



素敵に見せる、簡単な工夫の仕方

腰の高さの靴箱の場合は、帰宅して、ほっとして、ついついモノを置いてしまいがちです。
ものを置きやすい高さではありますが、お客様が目にする部分でもありますので、よく置いてしまうものは、 戸棚や靴箱の中に収納場所を作り、出しっぱなしにならないように工夫するといいと思います。

それでも、どうしてもモノが置かれるようであれば、観葉植物を置いたり、お花を飾ったりと、モノが 置きにくい環境を作ってあげるといいと思います。
我が家は、玄関に棚はありませんが、洗面所のちょい置きしたくなるスペースには、グリーンを飾ってモノを 置けないように工夫しています。
ものを置かない工夫のために置いているグリーンですが、お客様から見ると、素敵に見えるポイントにもなっています。



玄関扉も拭き掃除

お客様がまず目にするのは、玄関扉やチャイムの部分。
水拭きして、乾拭きするだけで、きれいにすることが出来ます。 また、その際に、ドアノブ部分も拭き掃除しておくと、印象がよいと思います。




より印象がよくなるように、季節のリースなどを飾ってもよいと思います。






毎日使う玄関は、家族もお客様も気持ちよい印象を与えられるように保てるといいと思います。 きれいに、そして使いやすく維持しておくことが出来る秘訣もあります。 そんなヒントをLIXIL整理収納サービスで得ることが出来ます。ぜひ、ご活用ください。



コラム記事:整理収納アドバイザー/須藤  昌子







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