動線を意識したキッチン収納

キッチンは家の中で最も動線を意識して収納を考える場所です。
収納方法によって、料理時間や、片付けにかかる時間にも、大きく影響があるからです。




適材適所に収納する

水まわりで使う物はシンクの近くに、火のまわりで使う物はコンロまわりに置きましょう。
★シンクまわりで使う物
      例)まな板、包丁、ザル、ボウル、おろし器、スライサー、パスタ鍋、掃除用品、水切りゴミ袋

★コンロまわりで使う物
      例)フライパン、鍋、蓋、フライ返し、お玉、木べら、油

★シンクとコンロの間にあると便利な物
      例)調味料、調理器具、ラップ、ホイル、お弁当グッズ







使用頻度別に収納する

使用頻度が高いものはすぐに取り出せるように、すぐ手が届く場所に収納しましょう。
取り出しやすい高さは、頭から腰の高さの間です。 頭より高い場所と腰より低い場所には使用頻度が低い物を収納します。 腰や膝が弱い方は、低い所よりも高い所の方に収納した方が楽に出し入れできます。
また、土鍋やホットプレートのような重い物は、使用頻度が低いからといって高い場所に置くのは危険です。 出し入れが容易にできる低い場所に置きましょう。




食器棚の収納

扉タイプの場合は、左側を朝食で主に使用する食器、右側を夕食で使用する食器といったように分けて収納すると、無駄な動きが減り、かなりの時間短縮に繋がります。
引き出しタイプの場合は、同じ引き出しの中の右と左で朝食用、夕食用と分けたり、1段目の引き出しに朝食、2段目の引き出しに夕食というように、引き出しを変えるのも良いでしょう。
また、お客様用の食器やカトラリーも、通常使う場所とは異なる段や引き出しにまとめて入れることで、急な来客でも慌てずに用意することができます。






箱から出す

フードプロセッサーやミキサーを箱に入れたまま収納している方がいます。
箱に入れた状態は、使う時に出す手間がかかるため使わなくなりがちです。
便利な物こそ日常的に使えるように箱から出して収納しましょう。




カゴを使う

棚の奥や、手が届かないような高い場所は、出し入れが非常に不便な場所です。
そこに物を直接置いてしまうと、出し入れに手間がかかります。
1つ1つ直接置くのではなく、カゴにまとめて入れて収納することで、出し入れが容易になります。




子どもの動線も取り入れる

子どもが1人で飲み物を飲んだり、食事の準備のお手伝いができるように、子どもに合わせたコップや箸の収納場所を決めましょう。




コラム記事:整理収納アドバイザー/内藤 理恵子






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