転勤や新築した家への引越し荷物を上手に収納するコツ


引越の荷づくり法

引越をする場合、引越し後の探し物が少なくするよう工夫することが良いと思います。
私が実際、引越しの際に気を付けていたことは、今まで使っていたものは、
新居でも、同じ場所で使える方が新しい生活に馴染みやすいので、
同じ空間で使っていたものは一緒に箱詰めします。
そうすることで、箱を開けた時に、すぐに使うことができます。

例えば、リビングに置いていた本や眼鏡は、新居でも、リビングに置いてみる。
また、引越し用の段ボールには、「どこで使うもの」か「何が入っているか」をしっかり記入しておくと、
早く開けた方がよいもの・後でよいものといった具合に、箱を開ける順序を決めることが出来ます。
また、箱の量も多くなれば、引越し用の車も大きくなり、引越費用もアップします。
この機会を利用して、「使っていないモノ」を手放して、「使っているモノだけ」を箱詰めしましょう。

引越し後の収納のコツ

引越し後によく聞くお悩みは、5つあります。

  • ・収納が少なくなった
  • ・部屋が狭くなった、部屋数が減った
  • ・今まであったものが無くなった
  • ・部屋が広くなったが、モノが入らない
  • ・どこに何を置けばいいか分からない


でも、決して安易に収納用品を増やさないでください!



増やすことで、お部屋は一時的に片付くかもしれませんが、モノが増える原因にもなります。
だから、モノが収まらないと思ったらすること
それは、
①モノを見直す
引越し前に使っているものを処分しても、新居で入る場所がない場合は、さらにモノを減らすことで収納に困らなくなります。 モノが減っても、「よく使うモノ」が残るので、生活に困ることはありません。

②ストック量を見直す
箱ティッシュ、トイレットペーパー、砂糖、しょうゆなどなど
「無くなったら、どうしようか?」「安いから」と
思ったより、たくさんの量をストックしている方は結構いらっしゃると思います。


でも、そのストック量の多さのために、使っているモノが入るスペースが無く、モノがあふれてしまっている可能性があるかもしれません。
我が家では、100均の収納ボックスなどを使って「これだけ」と視覚的にも分かるようにストック量をコントロールしています。
こうすることで、買い過ぎを防ぐことが出来ます。

③収納場所を見直す
今まで「当たり前」と思っていた収納場所は、適切でないかもしれません。
もっと使いやすい場所があって、そちらの方がきちんと収納できることもあるかもしれません。
"当然"と思う思い込みが「使いやすさ」を損なっている可能性があります!!

こちらは、我が家のキッチンツールの入った引出しです。
ツールはすべて、こちらへ入れるものだ!と思い込んでいましたが、
よく使うモノ・あまり使わないモノと収納場所を分けてみました。
すると、使いやすさが全く異なりました!

「キッチンツールは、一つにまとめて収納する物」等と、当たり前と思っていることはたくさんあると思います。
でも、もっともっと柔軟に考えて自分のおうち流の、自分流の使いやすい収納法が見つかると、生活もスムーズに変わっていきます。

④部屋は広くなったが、モノが収まらない
私は、もともと片付けをしたり、模様替えしたりすることが好きで、
「片付けよう!」と思ったときに、収納用品を買って、その中に収めようとしていました。
でも、モノがあふれて収納用品の中に収まらないのです。
それと同じ事がお部屋の中でも起こることがあります。

「種類ごとに」「整然と並べて」というきちんとした収納をしていなかったものを、しっかりと並べようとするとあふれてしまうのです。
あふれる理由は、やはり・・・「モノが多いから」
収納を考える前に、使っているか否かをしっかり見極めて収納する必要があります。
そうすることで、きちんとした収納場所に収まって、きれいな使いやすい収納になっていきます。

⑤どこに何を置けばいいのかわからない
お客様から「今までと部屋のレイアウトも異なってしまい、どこに何を置けばいいのか決められない」
というお悩みはよく伺います。
そんな時は、以前住んでいたおうちでの生活で使っていたものを、「使っていた場所」に置いてみましょう。
毎日の生活の中で、一時置きしていたものをどこに置くと便利かがわかってきます。
それに気づいたタイミングで、適した場所へ移動すればいいのです。


先日も同様の悩みをお持ちのお客様がいらしたので、とりあえずどこかへ置いてみるよう アドバイスをしたところ、少しずつ使い勝手を考えて便利な場所へ移動して、「使い易くなった」とのお話を聞くことが出来ました。

まとめ

現在ある収納にモノが収まるように、収納用品を増やすことではなく、持っているものをコンパクトにしていくことで、うまく使いやすく収めることが出来ます。
使いやすく収めることで、『使うこと』『戻すこと』にストレスを感じることなく、 スムーズに生活することが出来ます。
どこに何を収めたらよいかに迷って、うまく片付かないときは、是非、LIXIL整理収納サービスをご利用ください。
片付けのプロである整理収納アドバイサーとともに、お部屋を整えることでストレスのない
生活しやすいお家づくりを実現してみませんか?

コラム記事:整理収納アドバイザー/須藤  昌子







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