風が通る片付けとカビ対策(梅雨の対策)
6月といえば、梅雨。
湿度が高く、ジメジメとした季節ですね。
気が付かないうちに、思わぬところにカビが生えていたり、雑菌が繁殖しやすい季節ですので、気を付けたいところです。
今回は、我が家でこの時期特に気を付けている事や、普段から心掛けていることをご紹介させていただきます。
シューズクローゼット
靴は、一日履くと、汗やほこりで汚れます。
雨の中履いた靴は湿っています。
そんな靴を我が家では、次の日の朝まで玄関に出しっぱなしにしています。
理由は、湿気や靴についた砂などをしっかりと落としてから靴箱に戻すことで、湿気や砂などを靴箱に持ち込まないようにするためです。
具体的には、玄関のたたきと、お部屋の段差を利用して、乾きにくい底の部分にも風が通るように工夫しています。
それでも、靴の湿気などは取り切れないので、天気の良い日に靴箱の扉を開けて、風を通すようにしています。
また、靴箱に入れる前に落としたはずの砂なども、靴箱に落ちていることがあるので、靴箱の棚のお掃除も定期的に行います。
その際には、履いていない靴や傷んだ靴がないかを確認しながら、見直し作業も兼ねるようにしています。
また、靴を買った時の箱にいれたまま収納すると、履きたい時にぱっと履くことができないので、我が家では箱から取り出した状態で収納しています。
その方が通気がよいので、カビの発生も防ぐことができると思います。
洗面所
コップや歯ブラシスタンドなどを洗面台に置いている方は多いのではないでしょうか?
そのことで、モノが置いてある場所に水分が残ったままになり、カビやぬめりの原因にもつながります。
洗面台には、できればモノを置くことなく、壁や鏡裏収納を上手に使って、浮かせて収納がオススメです。
お掃除が楽にすみ、カビが生えるのを防止することにもつながります。
何も置かない状態にすることで、見た目もすっきりとします。
我が家では、歯ブラシは、鏡裏収納の扉裏に、
コップは、壁に吸盤を使って貼り付けて使用しています。
そのことで、お掃除も楽にすみ、時短にもなっています。
バスルーム
バスルームは、カビが喜ぶ温かな温度・水分・汚れの3つがそろった場所です。
我が家のカビ対策・お掃除方法・心掛けていることをご紹介します。
■カビ対策
1.水分をふき取る
2.換気を十分にする
■お掃除方法
1. 専用の洗剤を使って、しっかりと汚れを落とす
2. カビ防止剤を使って、カビを防ぎ、除去する
■心掛けていること
最も重要なことは換気を十分にして乾燥させることです。
具体的には、
1.使用後は、冷水で汚れを落としながら、バスルーム内の温度を下げる
2.一日一回は、水分をふき取る
3.バスルームの窓を開ける
壁に専用の石鹸ホルダーを付けたり、椅子や桶はバスタブにかけたり、タオル掛けにつるすなど
直置きをしない工夫をすることで清潔を保ち、カビ対策になると思います。
押し入れ・クローゼット
私の母の話ですが、母はモノをため込む性格で、押し入れは、布団・衣類・いただきもの等で、パンパンな状態でした。
ある時、片付けのために母と一緒に、すべての物を取り出してみました。
そこには、たくさんのいただきもののタオルやシーツが箱のまま収納されており、せっかくの大きな収納が使わないものでいっぱいになっていました。
すぐ使えるようにと、いただきものの箱を開け、中のものを取り出してみると、新品にもかかわらず、中のタオルやシーツは、シミだらけでした。
「いつか使おう!」と大切にしていたのに、結局使うことのできないものになってしまいました。
使おうと思うものは、箱から取り出しておくことで、すぐに使えます。
風が当たることでシミや虫の心配が軽減されます。
定期的に持っているものを見直しして、使わないと思うものと使うものを分けましょう。
使い切れそうにないものは、手放して、収納場所に”風が通る”ようにすると、持ち物も大切に使うことができ、取り出しやすく、使いやすい場所へと変化していきます。
衣替えの時期などを利用して、是非やってみていただきたいと思います。
先日、納戸の整理収納サポートをさせていただいたお客様より、このような声をいただきました。
「今までは、『片付けなきゃ』とずっと思っていましたが、整理収納サービスを利用して、納戸が使いやすくきれいに片付いたので、意味もなく、用もなく、納戸を開けて見とれてしまいます」とのこと。
居心地の良い場所環境での生活をたくさんの方々に味わっていただきたいと思います。
LIXILの整理収納サービスは、プロの整理収納アドバイサーが皆さんの生活に合った環境づくりのお手伝いをさせていただきます。是非ご利用ください。