見せる収納術

最近は、収納用品を同じBOXで揃えたり、同じ色を揃えたりすることで、扉の中まで綺麗な収納が流行っています。 収納が少ない家の場合は、“見せる収納”にすることで、狭くてもスッキリした印象になりますのでおススメです。
ただ、見せる収納は難易度が高く、注意点がいっぱいあります。
その注意点を知ることで、見せる収納上手になりましょう!


見せる収納/キッチン

〜吊るす〜
同じブランドもしくは、色、質とも似たようなキッチンツールをフックに掛けてあえて見せます。
一番簡単な方法は、シンプルで色味がないキッチンツールにすること。あえて、色があるものを選び、アクセントとするのもありですが、バランスがあるため、難易度が上がります。





〜詰替え〜
調味料を同じ形状の瓶やボトルに詰替え、ラベルを貼って区別します。
ポイントは形が揃っているということ、即ち、同じものを使用するのがポイントです。
詰替え作業自体は容易ですが、キープするのは難易度が高いので要注意。
また、ラベルを貼る際、賞味期限も忘れずに書いておきましょう。






見せる収納/リビング

家族が集う場所でもあるリビングは油断をすると物が散乱してしまいます。
そのリビングで見せる収納をするためには、物を置いているというよりも、飾っているという意識を
して物を置くことがポイントです。
使用頻度が高い物を飾るように置くのは初心者には難易度が高いです。
なるべく使用頻度が低く、全体的に統一感が出るような色合いの物を見せるようにしましょう。
BOXに入れたり、扉を付けるようにし、隠すところと見せるところを作ると良いです。




見せる収納/洗面所

〜タオル〜
洗面所で見せておしゃれに見えるもの、それはタオルです。
同じタオルをホテルのように、輪が見えるように揃えて畳むことで、清潔感とすっきり感を出すことができます。
また、掛けるタオルも、広げて掛けるのではなく、3つ折りで掛けることで品がでます。お試しください。




〜歯ブラシ〜
歯ブラシは生活感が出てしまうため、隠してしまいたい物。
普段は出しっぱなしにしていたとしても、来客時はしまえるように、しまう場所を作っておくと良いでしょう。
でも、やっぱり出しっぱなしにしたいという方は、家族の歯ブラシを色違いで同じものに揃えるか、同じ色でラベルやマークでわかるようにして、見た目を揃えると、単なる歯ブラシがおしゃれに見えます。






見せる収納/玄関

玄関でできる見せる収納は、壁面を使用することです。
たたきに何かを置くのではなく、壁面にディスプレイするように靴や物を置くことです。
置き方、配色などがセンスを問われるところですが、初心者でもできる方法は色、大きさ、形のどれかを揃えることと、グラデーションにすることです。
例えば同じ色の物を並べて置くとかわいいく見えます。
色が複数ある場合は、グラデーションになるように置くと、綺麗に見えます。
また、下の方に暗い色、上の方に行くほど明るい色にするとバランスが良いです。
但し、玄関は住人の性格や精神状態が一目でわかる場所です。
あれもこれもディスプレイのように置くよりは、数少なくすっきりと飾ることをおススメします。




見せる収納/子ども部屋

子どもの物はカラフルな物が多く、色が部屋全体を騒がしくさせてしまいます。
そのため、細かな物は隠し、大きなものを見せることを意識しましょう。
また、色も同系色の物を見せるようにすることで、統一感が出ます。





〜隠せるものは隠す〜

見せる収納を素敵に見せるためには、全てを見せるのではなく、隠せる物は隠しましょう。
特に、細かな物は隠し、大きな物を見せる。
これで、すっきりでかつ、バランスの良い見せる収納になります。






コラム記事:整理収納アドバイザー/内藤 理恵子






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